第7回弘法大師ゆかりの書道展 作者 大阪 太井詩織(峻恵) 本文 湯介婦り毛 月夜農春と 那利尓介里(一茶の久) 読み ゆけぶりも つきよのはると なりにけり(いっさのく) 意味 湯宿のそこここに立ち登る湯けぶりも、なつかしくながめられる春の月夜となったことだ。 所見 弘法大師ゆかりの書道展に出品する機会を戴けたことへの感謝の気持ちを胸に、本作を制作いたしました。 友人との旅行で訪れた温泉街で体験した「湯けぶり」を思い出し、温かく柔らかな書の表現を研究いたしました。 出典名 小林一茶(平成30年4月 習研成人部かな条幅検定課題より)