© 八葉の会
- 本文
- 縁起
- 読み
- えんぎ
- 意味
- 「縁起」とは「互いに相依って生じせしめる関係性」という意味で「世界には何ひとつ単独で存在し得ることはなく、たえず変化している」ということです。仏教の古い経典である『サンユッタ・ニカーヤ』などでは「縁起」に関する最も基本的な仏陀のことばが残されています。それは「これがあるから、かれがある。かれがあるから、これがある。これが滅するから、かれも滅する。かれが滅するから、これも滅する」というメカニズムであり、世界におけるすべてのものは、このような関係性によって成り立っているということです。
- 所見
- 仏教としての「縁起」は、私が高野山大学大学院で最初に学んだ仏教の法則であり、恩師である前谷彰先生より教えて頂きました。「縁起」とは私の原点であり、僧侶となった今でも1番大切にしている言葉です。
- URL
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