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作品一覧

作者  奈良・安倍文殊院 植田悠應

本文
縁起
読み
えんぎ
意味
「縁起」とは「互いに相依って生じせしめる関係性」という意味で「世界には何ひとつ単独で存在し得ることはなく、たえず変化している」ということです。仏教の古い経典である『サンユッタ・ニカーヤ』などでは「縁起」に関する最も基本的な仏陀のことばが残されています。それは「これがあるから、かれがある。かれがあるから、これがある。これが滅するから、かれも滅する。かれが滅するから、これも滅する」というメカニズムであり、世界におけるすべてのものは、このような関係性によって成り立っているということです。
所見
仏教としての「縁起」は、私が高野山大学大学院で最初に学んだ仏教の法則であり、恩師である前谷彰先生より教えて頂きました。「縁起」とは私の原点であり、僧侶となった今でも1番大切にしている言葉です。
URL
https://www.abemonjuin.or.jp/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCoghSJm1UPROs8O_TNV_kiA

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