第7回弘法大師ゆかりの書道展 作者 兵庫・大師寺 中谷宥善 本文 観蓮知自浄 見菓覚心徳 読み 蓮(はちす)を観じて自浄を知り 菓(このみ)を見て心徳を覚(さと)る 意味 美しい蓮の花を見ては、自心の中にこのような美しい仏心が本来備わっているのだと思い、その蓮の実を見ては、自心の中に既に蓮の実のように仏徳が備わっていることに気づきます。 所見 清濁入り交じっている現代社会でこそ、我々が持っている仏性が花開くことに気づかされました。泥の中から美しい花を咲かせる蓮のようになりたいと願い書きました。 出典名 般若心経秘鍵