第8回弘法大師ゆかりの書道展 作者 栃木県 地福院 藤生義仁 本文 大欲清浄 読み たいよくしょうじょう 意味 大きな欲というものは、清らかなものである。 所見 人はついつい、私が私がという「我欲」(小欲)に囚われてしまう生き物である。この小欲を【他のため・世の中のために行う欲】(大欲)へと 変えることにより、「欲」というものは「生きるエネルギー」へと変わっていく。高野山真言宗が掲げている「生かせいのち」。私たちが生かされていることへの感謝を持ちながら、【他のため・世の中のため】にこのいのちを使っていきたい。 出典名 般若理趣経