第8回弘法大師ゆかりの書道展 作者 神奈川県 金蔵院 日置隆晋 本文 三密遍刹土 虚空嚴道場 山毫點溟墨 乾坤經籍箱 読み 三密刹土に遍し虚空に道場を嚴る。 山毫溟墨を點ず。乾坤は經籍の箱なり。 意味 三密とは仏の慈悲でありその活動を表す。 そしてそれは至る所を浄土になされている。 山のように大きな筆で海のような大量の墨汁をもって、世界は經文(仏の教え)として描かれている。 所見 松長有慶先生を偲び書かせて頂きました。 目には見えずとも教えや想いはいつも私達のそばにある!という気持ちを込めました。 出典名 「性霊集 遊山慕仙詩」