第8回弘法大師ゆかりの書道展 作者 神奈川県 自性院 山本高寛 本文 観自在 読み かんじざい 意味 衆生の苦悩を観ずること自在なるもの。 所見 玄奘三蔵がサンスクリット語のアヴァローキタイシュヴラ ボーディーサットバを漢訳した際、これを「観自在菩薩」と訳しました。同じ言葉を鳩摩羅什三蔵が訳されたものが「観世音菩薩」ですが、日本では観音様として親しまれ、信仰されています。衆生の苦悩を自分のことのように観じ、本気で助けてあげたいと切に願い、実際に行動できる心を養いたいものです。